総会報告
大勢の仲間が集い第33回大阪支部総会が開かれました。
2003年5月24日午後1時〜5時まで、大阪城近くのドーンセンターにて開催。
大阪にも広がっていたSARSの心配を跳ね返すように、西日本各地から48名が参加し、来賓として勝木兵庫支部長と下村京都支部長からご挨拶をいただきました。
今年の参加者の特徴は、例年と違って若い人たちが目だって増えたことです。またインターネットで見たり、新聞で知ったりして会員以外の方々の参加も有り、最近の情報はいろいろな形で広がっているのだなあと思いました。
記念講演には、大阪大学の阿部先生(神経内科)と塩野先生(外科)をお招きしました。
浅野支部長
葛城滋賀会代表
第一部
総会議事
平成14年度経過報告。決算報告、15年度活動計画、予算案を上程、満場一致で承認されました。またトピックスとして、滋賀会が6月28日、滋賀支部として独立出発することの報告がありました。おめでとうございます。一層のご発展をお祈りいたします。
なお、本年度の役員改選につきましては、従来通りですので「大阪支部ニュース」で報告致します。
第二部
体験発表・ 正木ひとみさん・・『MGとねこと夫と共に』
正木ひとみさんは、高校生の時から二度の胸腺手術、ステロイドからサイクロスポリンまでいろいろな治療経過、結婚、流産等30余年の患者人生を淡々と話されて、会場には静かな感動がひろがりました。最後に「今日まで頑張って来られたのは、<主人と友の会のおかげ>と言われました。
第三部
医療講演
塩野裕之先生
「重症筋無力症の胸腺手術―最新事情」と題して、免疫疾患の仕組みから内視鏡による胸腺拡大手術の現状までお話いただきました。抗体が結合する受容体の変化、形など初めて聞く話もあり大変勉強になりました。またイギリスのMG協会の活動紹介もあり、募金集めの方法など面白く聞きました。
阿部和夫先生
「重症筋無力症の最新治療―プログラフその他」と題して今注目のプログラフ(タクロリムス)付いては一般的に使われ始めており、副作用の危険も少なく、使いやすい薬であることなどお話いただきました。神経内科の専門性豊かな先生のお話に改めて、胸腺手術後は神経内科との連携の大切さを考えさせられるお話でした。
第四部
医療相談
両先生を囲んでの医療相談は約50分、あらかじめ配布していた相談用紙によるものと会場からの質疑によって進められました。若い女性の出産の不安に付いて、阿部先生のお話では、今まで6名の方の出産に立ち合った経験があり、皆かなり上手く行っていますということでした。
愛媛県から参加された山内さん(薬剤師さん)が「地方はやはり遅れている。こんな専門的な講演が聞ける大阪の人たちは幸せです。四国にも来て頂けませんか」と発言されると、塩野先生それを受けて「何処へでも行かせてもらいます」との返事に、さらに和やかな雰囲気の相談会となりました。
夕食交流会
閉会後、有志十数名は阿部先生、塩野先生と共に、近くの松坂屋8階のお豆腐料理屋で夕食交流会を持ちました。楽しく有意義な歓談のひとときを、両先生には最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。なお、当日早くから会場設営などをお手伝い下さった京都のの北村さん、正木ご主人、小川さん、横田さん、浜岡さん、岡本さん、得能さん、そして役員の皆さん、本当に有り難うございました。
皆さんは、お身体お大切に、またの機会にお会いいたしましょう。
副支部長・垣渕 忠 記
写真提供・浜岡宣男氏